余裕で生きる
 貧困層の生態と習性/間違った常識を信じて動く
長時間働けばたくさん儲けられるという安易な論理と計算<181101>
有事には金がいいと言う。それを信じて多くの人が金を買いに走っている
昇給すれば生活は楽になるが、富裕層には向かわない
   
時給が上がるなど、昇給すれば生活は楽になります。
しかし、少しばかり生活は楽になったとしても富裕層にはなれません。




<続く>
長時間働けばたくさん儲けられるという安易な論理と計算
   
貧困層の人は、とかく長時間働けばたくさん儲けられるという考えが定着しています。

確かに、長時間働けば収入は増えます。
貧困層の人の習性として、長時間働くことで「儲かる!」と勘違いしています。

労働は、単位時間当たりの収入の多寡が重要です。
この時間当たりの収入に対して曖昧に考える傾向が強いのが貧困層です。

長時間労働では、単位時間当たりではとても「儲かる!」領域ではないことが多くなります。

長時間働けば収入は増えますが、何かが減ります。
そう、時間が減ります。

私の知人は、時給とか日給で労働効率を比較していません。
彼はどのように考えているかというと、・・・

自宅の玄関を出たときから、自宅に戻るまでの総収入を総時間で割ります。
そうすると、拘束されている時間における時間当たりの賃金が算出されます。

例えば、時給1,500円の労働を5時間勤務したとします。
するとその日の総収入は、7,500円です。

ところが、通勤、退勤に要する時間が3時間必要だとすると、総収入7,500円を総時間の7時間で割ると937円になります。

一方で、時給1,200円の労働を5時間勤務したとします。
この日の総収入は、6,000円です。

このときの通勤、退勤に要した時間は1時間です。
総収入6,000円を総時間の6時間で割ると1,000円になります。

この937円、1,000円が実質的な「労働の価値」です。
仕事は、この「労働の価値」で選択することが重要なのですが、・・・

この「労働の価値」を意識できないのが貧困層の特徴です。
もう一つ重要なことは、通勤、退勤の差の2時間をどのように活かせるかが問題です。

通勤、退勤の差で生じた時間を活かせないから貧困層なのです。
<181101>
有事には金がいいと言う。それを信じて多くの人が金を買いに走っている
   
昔から、「有事には金がいい!」と言われている。
近くの国がミサイルを飛ばし、水爆実験を行い、国連は制裁決議を繰り返すが一向にやめる気配はない。

日本の上空を飛び越して太平洋上に落下させるミサイル。
有事だ!

とかで株価が下がっている。
有事になれば日本にも被害が及ぶからです。

そうなれば、金です。
有事だから、金です。

ミサイルが頻繁に飛ぶようになってから、確実に金が値上がりしている。
金の値上がりは常識に逆らうことはない。
着実に値上がりしている。

で、金を買いに走っている人がいる。
ネットでも頻繁に広告が出ているが、1,000円からの金投資、3,000円からの金
投資!

他人に先を越されては・・・・
金の販売業者も、これを機に大売出しです。

さて、・・・・・
一方で金を売りに走る人がいる。
金が値上がりしているからです。

金を持っている人が、数百万円、数千万円単位の金を売り利ザヤ稼ぎをしているのです。

彼らが現金をどこに持って行くのでしょう?
金庫ですよ!

タンス預金です。
また値下がりするから、そのときにまた買えばいい。

金を買いに走る人は、貧困層予備軍。
金を買って、また資産を減らしています。

金を売りに走る人は、富裕層。
金が値下がりするのを、静かに待っています。

「別の投資先があれば、それでもいい!」と・・・・
<170908>