余裕で生きる
 富裕層への近道はあるか/貧困層予備軍に迫る危険
貧困層予備軍を狙う悪魔は不安とお金が大好きなようです<181128>
適度に金融資産があるあなたには悪魔が忍び寄っています<181115>
貧困層予備軍に迫る危険は、外部からと内部からの両面があります
貧困層予備軍を狙う悪魔は不安とお金が大好きなようです
   
金融資産が無い人は、今日の生活に不安を感じています。
先の話などに興味はありません。

今日を生きることに精一杯だからです。
明日のことやその先のことなど考える範疇にありません。

悪魔に狙われる貧困層予備軍はおおよそ500万円から2億円ほどの金融資産を持っているとすでに書きました。
その人たちは、同時に将来に不安を感じています。

「最期まで安心して生きていけるか!」です。
そのため、金融資産を増やそうとします。

金融資産が無い人は増やそうとする考えを持つ余裕はありませんが、適度に持っている人は増やそうと考えます。

増やそうとする欲が高まります。

ですから、悪魔は不安が大好きです。
「もう少し増やさないと・・・!」と考える貧困層予備軍が大好きなのです。

不安がある人は思考回路が混乱します。
ときには断線します。

そのために常識では考えられないことを受け容れてしまいます。
現実社会の常識を逸脱して物事を考えてしまうのです。

金融資産を持たない貧困層の人は、明日を考えることができません。
一方で、貧困層予備軍は、現実社会を冷静に見つめることができません。

「私は、絶対に騙されない!」
そのような人が簡単に騙されてしまうのです。

当然のようにそこには悪魔が群れます。

何回も騙されて、貧困層になったことを自覚できたとき被害者になっていることに気が付きます。

多くの特殊詐欺や投資詐欺の被害額から想定すると、やはり2億円程度までの金融資産を持つ人が貧困層予備軍として悪魔に狙われているようです。
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適度に金融資産があるあなたには悪魔が忍び寄っています
   
詐欺師は手当たり次第に声を掛けることはありません。
お金のがない人を追い掛けても稼げないことを知っているからです。

ですから、多くはお金持ちなどのリストを持って暗躍しています。
また、あなたが目立つ行動をしなければ近寄っては来ません。

ところが、多くの場合貧困層予備軍のあなたが詐欺師を呼んでいるのです。
そして、ほとんどの場合、詐欺師の懐に飛び込んで行ってしまうのです。

そうなると無防備どころの話ではありません。

でも、貧困層予備軍であるあなたは、気が付いていません。
あなたは、あなたが目指す方向に目隠しをして突き進んでいるからです。

昨今、投資詐欺の被害が表面化しています。
いまだに無くならないことに驚きすら感じますが、実際には被害者には共通した背景などがあります。

超格差社会です。
そして飛躍的に寿命が延び、100歳時代と言われる日本です。

さて、あなたは100歳まであと何年あるでしょう。
30年? 40年? それとも50年? あと60年と言う人もいるでしょう!

そのあなたの貯蓄はどれくらいありますか。
100歳まで・・・100歳でなくても90歳まで生きるとすれば、そして普通の生活をしたいと考えたらどれくらいの貯蓄が必要だと思いますか。

情報によると、数千万円から億単位の貯蓄が必要と伝えています。
家賃収入や相当額の年金なども合算しての話です。

ただ、病気になるとか、施設に入るとかのことを考えると・・・
より多くの貯蓄があるに越したことはないはずです。

さて、投資詐欺における被害額はどれくらいと伝えていますか?
300万円くらいから、1億くらい。
中には1億円を超える人も・・・

被害額が300万円以下の人もいると思いますが、少ない人は名乗り出ないのかもしれません。

投資詐欺の被害者のほとんどは将来に不安を感じています。
ですから、手持ちの資金を元手にしてもっと増やそうと考えます。

必然的にお金が増える話には敏感になります。
お金が増える話があれば飛び付いてしまいます。

詐欺師が苦労してお金を増やそうとする人を探す必要がありません。
お金を増やそうと考えるカモが自分から寄って来てくれるのです。

お金を増やそうと考えている人は、詐欺師の説明を疑わなくなってしまいます。

「元本無保証!」も「元本保証!」に聞こえてくるのです。
銀行の金利を考えればあり得ないような高配当も信じてしまいます。

「あなたは特別!」などと持ち上げられ、どんどん出資します。
詐欺に気が付いたときは、あとの祭りです。

昨今の投資詐欺、出資詐欺などでは、摘発されても被害額のほとんどは戻りません。
もちろん、詐欺師が贅沢三昧し、或いは浪費で減ることはあります。

詐欺師はどんどん巧妙になっています。
詐欺師にも使い切れないような膨大な額がどこかに消えています。

ここで話の整理です。
投資詐欺などの被害者の傾向は、まず適度に貯蓄があることです。

おおむね300万円から1億円くらいの被害額から想定すると、500万円から2億円程度の貯蓄がある人が被害に遭っていると思われます。

そして、将来に不安を感じ、貯蓄額を増やそうとする意識が強い人が多いようです。

お金が無い人は、「なるようになるさ!」的に生きていますから投資には無縁です。
詐欺師も寄って来ません。

「貧困層予備軍」の意味がおわかりいただけると思います。
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貧困層予備軍に迫る危険は、外部からと内部からの両面があります
   
貧困層予備軍に迫る危険は、外部からと内部からの両面があります。

外部からの危険は、多くの「貧困層予備軍」がその存在を知っていますが、ときどき餌食になっています。
外部からの危険は、貧困層に突き落とそうとする集団で、彼らの多くは「儲ける!」「稼げる!」商品を売っています。

「貧困層予備軍」がそれらの商品に手を出してしまうのは、上を意識しているからです。

上を意識している「貧困層予備軍」には、脳ミソが一部壊れかけていて、冷静な判断ができなくなっています。

一部壊れかけている脳ミソ、その精神構造を占めているのが「貧困層の生態や習性」です。

実は、これが内部からの危険です。

「貧困層予備軍」のほとんどは、富裕層の優位性について気が付いています。
気が付いていますので、さらにお金を増やそうとします。

早く富裕層に近付きたいといろいろ挑戦します。
ただ、その富裕層願望には危険がいっぱいです。

危険な状況を作っている最大の原因は、上を意識していることなのです。
お金を増やそうとする意識が強いことです。

そのため、自分自身の生態や習性、考え方を整理する機会を逸しているのです。

外部からの危険は、事件性が高いですからメディアを通じて報道されます。
ですから、多くの「貧困層予備軍」も知っています。

ですが、内面の危険性をまじめに論じる人は多くありません。話題になりにくいからです。

どちらにしても、「貧困層予備軍」には危険が迫っています。
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