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金融機関で富裕層への道をさがしてみる |
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貧困層の人が富裕層を試みて、富裕層への道をさぐる方法は、ホテルや旅館だけではありません。
お金で商売をしているところ、そう、金融機関です。
まず、金融機関が好むお客様像を考えてみます。
最初から大量のお金を持っている人、或いは・・・・。
金融機関に好かれるか、好かれないかは、
富裕層への道をこれから歩こうと考えている人にはとても大切なことです。
富裕層を試す金融機関は、小さ目のところが良さそうです。
少ないお金でも相手にしてくれそうだからです。
その前に、ちょっとお勉強です。
日本で、年間の営業利益が1兆円を超している企業を挙げてください。
まず、何社ありますか?
新聞などで報じていましたから、わかりますよね!
年間の営業利益が1兆円を超している企業、3社あります。
あまりにも膨大な数字で、実感が湧かないですね。
トヨタ自動車と、・・・・
三菱UFJ・FGもそうですよね。2位です。
そして新たに加わった、ソフトバンク。
利益額上位5社には、他にも三井住友FGとみずほFGです。
低金利時代だというのに、金融機関が結構稼いでいます。
ところが、地方銀行や信用金庫などは、低金利時代で四苦八苦しています。
もともとお客様からの預金量が少ないこと、行動が制約されていることです。
合併や統合などの話も頻繁に出てきます。
また、地方銀行や信用金庫のお客様(事業所)がお金を借りてくれないからです。
地方銀行や信用金庫は、金融機関の貧困層であり、言えば企業の貧困層が顧客だからです。
「地域に密着」は、なんとなく強がり的に案じます。
そして、優秀なグループ企業もありません。
出資した企業からの配当もあまりありません。
で、手数料稼ぎですが、最近ではネットバンクもありますから、
そんなに手数料を稼ぐことができません。管理費ばかりがかさんで・・・
そのような時代ですから、金融機関では人減らしが始まるようです。
そのような中でも、金融機関は、お金を借りる人が少なくてもお金を集める必要があります。
それが商売だからです。
お金を集めなければ・・・でも、儲けられない。
それが今日の地方銀行や信用金庫なのです。。
地方銀行や信用金庫の現状をある程度理解したとして、さあ、始まります。
信用金庫で、富裕層を試す行動です。
富裕層への近道をさぐるのです。
この金融機関には厳しい時代、地方銀行や信用金庫に自分から出向きます。
スタートは、あなたが富裕層に向かって歩けるかどうかです。 |
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あなたの近くに信用金庫はありますか?
できれば信用金庫です。
その信用金庫に、忙しそうでない時間に行きます。
忙しくない時間は、昼時です。
11時から13時ころです。
職員も少ないですが、お客様も多くはありません。
その時間に行くと、まず目立ちます。
さりげなく目立つことが重要です。
その信用金庫に普通預金通帳はありますか?
無ければ、普通預金通帳を作ります。
1円でもいいのですが、1万円で通帳を作ります。
たぶん、ポケットティッシュを1個くれると思いますので
丁重にいただいて、そのまま帰ってきます。
通帳を作成した1週間以内に、ATMなどで、その普通預金通帳に5万円を入れておきます。
合計6万円です。
預金通帳を作った1週間後の同じ曜日の同じころの時間に、同じ信用金庫の窓口に出向きます。
同じ時間であれば、同じ職員が窓口に居る確率は高くなります。
順番が来て窓口に呼ばれます。
今回は、前回と同じ職員ではありません。
それでもいいんです。
ただ、前回対応してくれた職員が1回でも視線を向けてくれたら、・・・
あなたは第1次予備試験に合格です。
特に会釈する必要はありません。さりげなく、さりげなく・・・
窓口で預金してある6万円のうち、5万円を引き出して、総合口座の定期預金にします。
金利は、年0.01%くらいでしょう。
普通預金はATMでできますが、定期預金は窓口です。
総合口座の定期預金欄に5万円が記録されました。
窓口で、タオルくらいくれるかもしれません。
それでも、低金利の時代ですから信用金庫からすれば大奮発です。
預金通帳を見開いて、さりげなく確認します。
通帳を大切そうに持ち、信用金庫を出ます。
2回目の金融機関の窓口が終わりました。
また、窓口に行った1週間以内にATMで同じ通帳に5万円を入金しておきます。 |
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預金通帳の普通預金のページに6万円が記録されています。
できれば、同じ曜日の同じ時間に信用金庫に行きます。
やることは、前回と全く同じです。
5万円を普通預金から引き出して、定期預金にします。
これを前回と同様窓口で行います。
行動は、いつものように、さりげなく、さりげなく・・・
実際、信用金庫で威張れるような金額ではありませんので、何しろ静かに、さりげなく・・・!
今度は、サランラップをいただけるかもしれません。
たぶん買えば200円くらいです。
それでも信用金庫からすれば、大奮発!
清水から飛び降りるほどの対応です。
それは、5万円を運用したとしても200円の利益を出すのは容易ではないからです。
さて、5万円の定期預金がいくつ並びましたでしょうか。
金融機関に変化がありませんので、もう少し継続します。
なにせ、買い物をしているわけでもなく、お金を捨てるのでもなく、元金は保証されているのですから心配することはありません。
5万円の定期預金が5個並び、さらに6個になりました。
合計で30万円です。
でも、もう少し続けます。
あなたに労力と時間は必要ですが、この金融機関とのかかわりの中で、富裕層との違いや金融機関の対応など、いろいろなことを学ぶことができます。
ですから、もう少し続けます。
今度は、ウエットティッシュをいただきましたか?
良かったですね。利息よりも、いい!
もう少しすると何らかの変化が出てきます。
楽しみだなあ! |
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毎週5万円ずつの定期預金!
何回目になりましたでしょうか。
10回で合計50万円!約2ヶ月半です。
信用金庫に行くと、窓口の女性職員がなんとなく会釈してくれたような気がします。
でも、あなたは、まだ表情を変えてはいけません。
会釈するでもなく、無視するわけでもなく・・・さりげなく!
さて、どこまで続ければいいのでしょう!
15回までいきました。約4か月です。
5万円の定期預金が15口、75万円になりました。
毎週5万円の定期預金。
誰が考えても不思議な行動です。
サラリーマンであれば、給料日の後の定期預金であれば理解できるのですが・・・
この不思議で不可解なお客様は、徐々に目立つようになります。
通常一般ではやらないことをやっているからです。
まだ5万円の定期預金が続いています。
これを金融機関が気が付かないはずがありません。
気が付かないような金融機関であれば、今後お世話になるリストから外しても良いと思います。
定期預金、16回目、定期預金の総額は80万円。
期間は、4か月を過ぎています。
そのころになると、信用金庫内の空気が温かく感じてきます。
何しろ、視線が温かいのです
何かが起こる気配を感じます。
20回を超えました。
定期預金の総額は100万円になりました。
この預金者の不可解さは、いくつかあります。
① 月ごととではなく、毎週定期預金をしている。
② 定期預金の都度来店している。
③ 本人らしき人が来店している。
この不可解な預金者の定期預金の総額が100万円を超えました。
窓口の職員から声が掛かります。
声が掛からないようであれば、この信用金庫に将来性はありません。
さて、職員は、何と言って声を掛けて来たでしょう!
あなたは、徐々に金融機関のお客様とお得意様の違いを知ることになります。
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